文献

J-GLOBAL ID：201502220295888741   整理番号：15A0788360

低溶解性薬剤ナノ剤形のための超音波処理補助レイヤー・バイ・レイヤーアセンブリ

Sonication-Assisted Layer-by-Layer Assembly for Low Solubility Drug Nanoformulation

著者 (7件)： SANTOS Ana C. (Univ. Coimbra, Coimbra, PRT) ,  PATTEKARI Pravin (Louisiana Tech Univ., Louisiana, USA) ,  JESUS Sandra (Univ. Coimbra, Coimbra, PRT) ,  VEIGA Francisco (Univ. Coimbra, Coimbra, PRT) ,  LVOV Yuri (Louisiana Tech Univ., Louisiana, USA) ,  RIBEIRO Antonio J. (Univ. Coimbra, Coimbra, PRT) ,  RIBEIRO Antonio J. (Inst. for Molecular and Cell Biology, Porto, PRT)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 7  号： 22  ページ： 11972-11983  発行年： 2015年06月10日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超音波処理補助レイヤー・バイ・レイヤー(LbL)アセンブリは低溶解性薬剤のカプセル封入を可能とする技術である。本研究では,トップダウンLbL技術を無洗浄アプローチで実施し,モデル薬剤としてイブプロフェンをカプセル封入した。第1層は陽イオン性ポリ(アリルアミン塩酸)(PHA)により構成されており,イブプロフェンに負の表面荷電を与え,その後に陰イオン性のポリスチレンスルホン酸(PSS)の層化を行った。PAH/PSSナノシェルのイブプロフェンナノ粒子は127.5±38.0nmの粒子サイズと高いζ電位を示し,安定な水中ナノコロイドの形成が可能となった。イブプロフェン捕捉効率は72.1±5.8%だった。ナノ粒子からのイブプロフェンの制御下放出を疑似腸管条件で確認した。本ナノ粒子は低水溶性薬剤の生物薬理学的パラメータを改善するのに利用可能である。

シソーラス用語： 解熱鎮痛薬 ,  *ナノ粒子 ,  薬物 ,  *不溶性 ,  *積層構造 ,  *カプセル封じ ,  *複合膜 ,  カルボン酸 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： *レイヤー・バイ・レイヤー ,  *低溶解性

分類 (1件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

物質索引 (1件)： イブプロフェン

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶解性 ,  薬剤 ,  剤形 ,  音波処理