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J-GLOBAL ID：201502220366066586   整理番号：15A1042562

微細な突起を有するパターン電極間の懸濁剤の電気レオロジー的挙動

Electrorheological Behavior of Suspensions between Pattern Electrodes with Fine Projections

著者 (1件)： HIROSE Yuji (Course of Urban Environment Systems, Graduate School of Engineering, Chiba Univ.)
資料名： 日本レオロジー学会誌  (Journal of the Society of Rheology, Japan)
巻： 43  号： 3_4  ページ： 113-117 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： Z0961A  ISSN： 0387-1533  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 規則正しく配置された微細な突起を有する電極を用いて二酸化チタン/ポリマ複合材料の懸濁液の電気レオロジー(ER)特性を測定した。10wt%の懸濁液について,電極の突起間に会合した粒子と降伏応力は平面電極の場合より大きくなった。一方,パターン電極間の30wt%の粒子の懸濁液のER効果は平面電極間よりも弱くなった。希薄溶液(5wt%)中の粒子のカラム構造の観察から,突起の山区間の間に粒子が会合して,厚いカラムが形成された。緻密な懸濁液(30wt%)の場合,平面とパターン電極間のスペースは粒子で詰まって,パターン電極の谷の区間の間で幾つかの亀裂が認められた。この相違は山区間の厚いカラムの間の競争とパターン電極の谷区間の間の低い粒子濃度領域によって生じることが示唆される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *エレクトロレオロジー ,  *酸化チタン ,  *アクリル樹脂 ,  *共重合体 ,  *懸濁液 ,  電極 ,  濃度依存性 ,  剪断応力 ,  剪断速度 ,  速度依存性 ,  電圧依存性 ,  高分子有機-無機ハイブリッド ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  カルボン酸エステル ,  *二酸化チタン
準シソーラス用語： パターン電極 ,  平面電極

分類 (3件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

物質索引 (2件)： アクリル酸ブチル ,  ジメタクリル酸1,3-ブチレン

引用文献 (21件)：

• 1) Block H, Kelly JP, J Phys D: Appl Phys, 21, 1661 (1988).
• 2) Otsubo Y, Sekine M, Katayama S, J Rheol, 36, 479 (1992).
• 3) Otsubo Y, Edamura K, J Colloid Interface Sci, 168, 230 (1994).
• 4) Hao T, Adv Colloid Interface Sci, 97, 1 (2002).
• 5) Yin JB, Zhao XP, Chem Phys Lett, 398, 393 (2004).

タイトルに関連する用語 (4件)： 突起 ,  懸濁剤 ,  電気レオロジー ,  挙動