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J-GLOBAL ID：201502220366348310   整理番号：15A1018263

光触媒作用で電荷移動についての理論的展望 Irベースシステムの例

A theoretical perspective on charge transfer in photocatalysis. The example of Ir-based systems

著者 (3件)： BOKAREV Sergey I. (Universitaet Rostock, Inst. fuer Physik, Universitaetsplatz 3, 18055 Rostock, DEU) ,  BOKAREVA Olga S. (Universitaet Rostock, Inst. fuer Physik, Universitaetsplatz 3, 18055 Rostock, DEU) ,  KUEHN Oliver (Universitaet Rostock, Inst. fuer Physik, Universitaetsplatz 3, 18055 Rostock, DEU)
資料名： Coordination Chemistry Reviews  (Coordination Chemistry Reviews)
巻： 304-305  ページ： 133-145  発行年： 2015年12月01日 
JST資料番号： B0831A  ISSN： 0010-8545  CODEN： CCHRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光触媒水分解に関する研究は急速に発展している領域であり,要求に応じて貯蔵され,再使用される化学形態へ太陽エネルギーを変換する有望性を保有している。存在する光触媒システムまたは色素増感太陽電池は光励起に応じて起こる電荷分離機構を利用する。数多くの実験研究と共に,理論的シミュレーションを行なって,実験データの解釈および新しい環境に優しいシステムの合理的な設計を助ける。しかしながら,電荷移動プロセスは広く使用される時間依存密度汎関数理論にとって少なくとも挑戦を表わすから,理論的結果の正確さは注意深く判断されるべきである。本レビューで著者らは,量子化学の観点から貴金属光増感剤に基づく最先端の均一光触媒作用を扱う。典型的に,著者らは,イリジウム(III)光増感剤,犠牲還元剤としてトリエチルアミンおよび鉄カルボニル系水還元触媒を有するシステムに焦点を当てる。加えて,著者らは,システムに銀ナノ粒子を導入して,太陽光の集光効率を改良する可能な場所を考察する。電子スペクトルの予測および分子間電荷移動確率への種々の個別参照および多参照波動関数法の適用性,また特に最適に調整した長範囲補正密度汎関数理論の応用性を議論する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *イリジウム錯体 ,  *光触媒 ,  *電荷移動 ,  *分解反応 ,  遷移金属触媒 ,  光増感剤 ,  触媒 ,  カルボニル錯体 ,  鉄錯体 ,  ナノ粒子 ,  集光 ,  電子スペクトル ,  波動関数 ,  密度汎関数法 ,  光化学反応 ,  脂肪族アミン ,  第三アミン
準シソーラス用語： *水分解 ,  貴金属触媒 ,  均一系触媒 ,  鉄カルボニル化合物 ,  銀ナノ粒子

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (1件)： トリエチルアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 光触媒作用 ,  電荷移動 ,  理論 ,  展望 ,  Ir