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J-GLOBAL ID：201502220377755910   整理番号：15A1023376

高温用セラミックガスシール材の開発

著者 (1件)： 須田聖一 (静岡大 大学院工学研究科)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 14  号： 11  ページ： 18-21  発行年： 2015年02月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体酸化物燃料電池(SOFC)の作製に必要なガラス封止材を開発した。ゾル-ゲル法で合成したソーダ石灰シリカガラス前駆体に20~25%のコロイダルシリカ粒子を混合し,シリカ/ガラス複合材料のシートを作製した。その結果,このシートはガラスのみの場合と比較して4倍以上の機械的強度と良好な付着性を示し,3000h以上の昇降温サイクルでガス封止性を維持することが分った。さらに新たに,セラミック溶融シール材を検討した。Li₂WO₄-Li₂WO₄:ZnO系では,700°C以下で溶融可能な材料を得ることができ,Zn/Li比の最適化により十分なガスシール性を有する構造が実現できた。

シソーラス用語： *密封装置 ,  *セラミック ,  高温 ,  *固体酸化物燃料電池 ,  ソーダ石灰ガラス ,  二酸化ケイ素 ,  複合材料 ,  機械的強度 ,  性質 ,  炭酸リチウム ,  酸化亜鉛 ,  気密性 ,  *ガスシール ,  コロイダルシリカ ,  粘着性
準シソーラス用語： 付着性

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  密封装置  (QB01100J)

引用文献 (9件)：

• Y. L. Liu, S. Primdahl, M. Mogensen, Solid State Ionics, 161, 1 (2003)
• W. N. Liu, X. Sun, B. Koeppel, M. Khaleel, Proc. MS&T 2008, 380(2008)
• S. Ghosh, A. D. Sharma, P. Kundu, R. N. Basu, H. S. Naiti, ECS Trans., 7, 2443 (2007)
• S. Suda, K. Kawahara, K. Jono, ECS Trans., 12, 283 (2008)
• S. Suda, K. Kawahara, K. Jono, ECS Trans., 7, 2437 (2007)

タイトルに関連する用語 (3件)： セラミック ,  ガスシール ,  開発