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J-GLOBAL ID:201502220382629493   整理番号:15A1348984

セルロースの熱分解の間のチャーの化学構造の発達

Chemical structure evolution of char during the pyrolysis of cellulose
著者 (8件):
資料名:
巻: 116  ページ: 263-271  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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セルロース(灰分フリー)の熱分解の間のチャーの化学構造の形成と発達をRaman分光と組み合わせた2次元赤外相関分光を用いて調べた。セルロース熱分解から水が化学的に発生した最初の温度は200°C周辺であった。分子内及び分子間水素結合(H-結合)の開裂及び引き続く脱水は300°C以下の温度において主要な反応であり,その内,分子内分子状脱水は支配的な反応であった。しかしながら脱水は300°Cを超えた温度における脱カルボニル化,開環,及び芳香族化と共に主に分子間的に起きた。カルボニル,共役オレフィン,エーテル及び芳香族構造の濃度は残余チャーにおいて消失していくグリコシド結合,ピラン環,ヒドロキシル基の犠牲において増加した。少糖類,脂肪族炭化水素,及び芳香族類はエーテル結合を通して結合し,無秩序3次元ネットワークを形成した。脱水は430°Cにおいて殆ど完了し,酸素化基と移植された最小の芳香族クラスタは430~650°Cにおいて顕著な脱酸素化及び縮合を経た。優先的反応は温度が650°Cを超えるにつれて脱酸素化から脱水素化にシフトし,チャーは6つを超える融合環構造から成る大きな芳香族システムで非常に芳香族的となった。研究はセルロース分解の初期段階への洞察にあふれる詳細を提供した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  分解反応 
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