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J-GLOBAL ID：201502220392901167   整理番号：15A1057901

超臨界水におけるWidom線および動的クロスオーバー ポピュラーな水モデル対実験

The Widom line and dynamical crossover in supercritical water: Popular water models versus experiments

著者 (3件)： CORRADINI D. (Center for Polymer Studies and Dep. of Physics, Boston Univ., 590 Commonwealth Avenue, Boston, Massachusetts 02215, USA) ,  ROVERE M. (Dipartimento di Matematica e Fisica, Universita Roma Tre, Via della Vasca Navale 84, I-00146 Rome, ITA) ,  GALLO P. (Dipartimento di Matematica e Fisica, Universita Roma Tre, Via della Vasca Navale 84, I-00146 Rome, ITA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 143  号： 11  ページ： 114502-114502-7  発行年： 2015年09月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前の研究[Galloら, Nat.Commun. 5, 5806 (2014)]で,著者らは,臨界領域における水の熱力学および動的性質の間の重要なな関係を示した。特に,実験による粘性とTIP4P/2005モデルを用いて実行したシミュレーションで得た拡散係数を解析することにより,1つの相領域における応答関数極大の線,すなわちWidom線は,輸送係数の液体様からガス様への挙動へのクロスオーバーに関係することを見出した。これは超臨界単純流体の動特性に関する最近の実験と一致する。本研究では,超臨界領域における熱力学および動力学的実験特性を,異なるポピュラーな水モデル(TIP4P/2005, TIP4P, SPC/E, TIP5P,およびTIP3P)の実行が如何に再現するかを示した。特に,実験との比較によって,解析したすべてのモデルが,Widom線を交差する液体様からガス様の挙動による動的クロスオーバーを定性的に予測できることを示した。いくつかのモデルは,実験結果と一致するように臨界点を移動するように相図を固定してシフトすると,超臨界水のWidom線の圧力-温度勾配をよりよく再現する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *超臨界水 ,  *クロスオーバー効果 ,  *水モデル ,  熱力学的性質 ,  動特性 ,  粘性 ,  分子間ポテンシャル ,  拡散係数 ,  応答関数 ,  輸送係数 ,  流体 ,  臨界点 ,  状態図
準シソーラス用語： *クロスオーバー ,  動的性質 ,  TIP4Pポテンシャル ,  単純流体 ,  相図

分類 (1件)： 流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 超臨界水 ,  クロスオーバー ,  水モデル ,  実験