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J-GLOBAL ID：201502220410336692   整理番号：15A0602011

筋萎縮性側索硬化症における血管内皮成長因子の役割

Roles of Vascular Endothelial Growth Factor in Amyotrophic Lateral Sclerosis

著者 (7件)： PRONTO-LABORINHO Ana Catarina (Univ. Lisbon, Lisbon, PRT) ,  PRONTO-LABORINHO Ana Catarina (Instituto de Medicina Molecular (IMM), Lisbon, PRT) ,  PINTO Susana (Univ. Lisbon, Lisbon, PRT) ,  PINTO Susana (Instituto de Medicina Molecular (IMM), Lisbon, PRT) ,  DE CARVALHO Mamede (Univ. Lisbon, Lisbon, PRT) ,  DE CARVALHO Mamede (Instituto de Medicina Molecular (IMM), Lisbon, PRT) ,  DE CARVALHO Mamede (Hospital Santa Maria, Lisbon, PRT)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2014  号： Biochemistry  ページ： 947513 (WEB ONLY)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筋萎縮性側索硬化症(ALS)は,脊髄,脳幹および運動野における運動ニューロンの進行性変性が関与する致死的破壊的神経変性障害である。リルゾールは,ALSに対して認可された唯一の薬物であるが,生残における中等度の改善を与えるだけである。多くの臨床試験にもかかわらず,他の薬物は,有効性が証明されなかった。最近の研究は,元来は重要血管形成因子と記述される血管内皮成長因子(VEGF)は,また,神経形成,ニューロン生残,ニューロン移動および軸索誘導を含む神経系における重要な役割を演ずることを裏づける。VEGFは,探索的臨床研究に用いられてきて,ALSおよび他の神経障害において有望な結果をもつ。VEGFは非常に有望な化合物であるが,臨床診療への基礎科学ブレークスルーの翻訳は,将来の重大な挑戦である。単一安全性プロファイルを示すVEGF-Bは,ALS動物モデルにおける変性から運動ニューロンを保護し,したがって,ALS患者におけるその作用を検査することは,特に興味深い。本報告において,著者らは,VEGFおよびその受容体の分子特性の簡単な記述を行い,そして,神経系/神経変性疾患(特にALS)におけるその異なる特徴および治療能力をレビューした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *筋萎縮性側索硬化症 ,  *VEGF ,  運動神経 ,  病気 ,  神経系疾患 ,  臨床試験 ,  血管新生 ,  形態形成 ,  細胞死 ,  細胞移動 ,  誘導 ,  神経系 ,  窒素複素環化合物 ,  有機フッ素化合物 ,  ウレア化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  フェノールエーテル ,  神経系作用薬
準シソーラス用語： ニューロン移動 ,  ニューロン喪失 ,  運動ノイロン ,  *血管内皮成長因子 ,  軸索誘導 ,  神経形成 ,  神経変性障害 ,  進行性疾患

分類 (1件)： 神経系の疾患  (GN03000O)

物質索引 (1件)： リルゾール

タイトルに関連する用語 (3件)： 筋萎縮性側索硬化症 ,  血管内皮成長因子 ,  役割