抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本建物は大阪駅から至近距離にあり御堂筋に面した立地である。設備計画に当たりフレキシブルで使い易いオフィス,省CO2を実現するための地域レベルまで踏み込んだ,設備技術の採用,運用管理の容易なBEMS機能の確立,さらに震災時充分機能するBCP対応としての設備計画を行った。建物は述床面積約23800m
2,地上21階地下2階で3~20階は貸事務所,1~2階は店舗およびその事務所である。電気とガスによる併用熱源を採用し,空冷ヒートポンプチラーとガス焚冷温水機の併用である。外気取り入れ制御にはCO2制御を実施しており,全熱交換器の採用とともに外気負荷の軽減を図っている。ペリメーターゾーンの吹出しは方位ごとのVAV制御ダクトによる天井面からの吹出し。吸い込みは夏期は天井面から,冬期はカウンター面からの吸い込みとした。自然換気システムは外周の自然換気ホッパーを手動にて開閉し,流入した空気は照明リターンよりエコボイドと称する吹き抜け空間より屋上に排出される仕組みを構築した。