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文献
J-GLOBAL ID:201502220419596450   整理番号:15A1024577

Arabidopsis thalianaにおけるin vitro細胞脱分化および器官発生は苗成長より多くのsnRNAを必要とする

Cell dedifferentiation and organogenesis in vitro require more snRNA than does seedling development in Arabidopsis thaliana
著者 (10件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 371-380  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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核内低分子RNA(snRNA)は,プレmRNAおよびrRNAを処理する一種のノンコーディングRNAである。豊富なsnRNA種の転写は,蛋白質複合体(SNAP)を活性化するsnRNAによって調節され,それは,植物を含む多細胞生物において保存されている。SRD2(Arabidopsis thalianaにおけるSNAPのサブユニット)は,成長に不可欠であり,そして,点突然変異srd2-1は,胚軸脱分化およびde novo分裂組織形成における重大な欠陥を引き起こす。srd2-1突然変異植物の表現型解析に基づき,著者らは,以前,snRNA含有量は植物細胞の脱分化における制限因子であることを提案した。本報告において,著者らは,Arabidopsis SRD2プロモータの制御下のPopulus trichocarpa(ポプラ属),Nicotiana tabacum(タバコ),Oryza sativa(イネ),Physcomitrella patens(コケ)およびHomo sapiens(ヒト)からのSRD2ホモログを有するトランスジェニックsrd2-1 Arabidopsis植物を用いて,srd2-1の機能相補解析を行った。イネのSRD2だけが,srd2-1の誤り組織培養応答を抑制して,snRNAレベルを回復させた。しかしながら,興味深いことに,ポプラのSRD2ホモログ以外の全SRD2ホモログは,苗成長におけるsrd2-1欠陥を救った。これらの知見から,組織培養中に誘発された細胞脱分化および器官発生は,苗成長より高いsnRNAレベルを必要とする。Copyright 2015 The Botanical Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化 
タイトルに関連する用語 (5件):
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