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J-GLOBAL ID:201502220420314914   整理番号:15A1089481

情報処理における人間の認知的差異がCAPTCHAの選択や性能に影響を与えるか?

Do human cognitive differences in information processing affect preference and performance of CAPTCHA?
著者 (6件):
資料名:
巻: 84  ページ: 1-18  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: D0689A  ISSN: 1071-5819  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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コンピュータと人間を区別するための完全自動の公開Turingテスト(CAPTCHA)はそれらのシステムとインタラクションする実体が人間であり,悪意のあるエージェントではないかどうかを決定するためにサービスプロバイダによって利用されている。現在のCAPTCHA体系の共通設計実践では文化,文脈,個々の認知特性やユーザの能力をほとんど考慮していない。本論文では,よりユーザーフレンドリーなCAPTCHAを設計するために必要なことに根拠を与える最近の研究によって動機付けられ,CAPTCHA課題の選択やタスク性能についてユーザの認知スタイルや認知処理能力の影響を調べた。報告した研究の枠組みにおいて2つのユーザ研究を実施した。最初の研究(n=131)ではテキスト認識と画像認識という2つの補完的な種類のCAPTCHA機構のユーザ選択や,タスク性能におけるユーザの認知スタイル(言語/イメージ)の影響を調べた。第2の研究(n=125)ではテキスト認識と画像認識のCAPTCHA双方の異なるレベルの複雑さについて,タスク性能におけるユーザの認知処理能力(処理速度,注意のコントロール,ワーキングメモリ容量)の影響を調べた。そうした本質的なレベルでの個々の差異を示すCAPTCHAの選択や性能に対するユーザの認知処理特性の明らかにされたインタラクション効果の分析は,より使用に適したユーザ中心CAPTCHA課題の設計に対して考慮されることが重要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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データ保護  ,  応用心理学  ,  人工知能  ,  人間機械系  ,  パターン認識 
タイトルに関連する用語 (5件):
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