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J-GLOBAL ID：201502220424955795   整理番号：15A0842706

500~900°C炭化繊維の短距離,長距離構造と機械的性能との関係に関する研究

Study on the relationships of mechanical performance with the short-range and long-range structure of 500-900°C carbonized fiber

著者 (5件)： LIN Xue (Shandong Univ., Jinan, CHN) ,  WANG Chengguo (Shandong Univ., Jinan, CHN) ,  YU Meijie (Shandong Univ., Jinan, CHN) ,  LIN Zhitao (Shandong Univ., Jinan, CHN) ,  LIU Yuzhen (Shandong Univ., Jinan, CHN)
資料名： Journal of Industrial Textiles  (Journal of Industrial Textiles)
巻： 45  号： 1  ページ： 33-47  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： B0431C  ISSN： 1528-0837  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 500~900°C炭化繊維のX線回折パターンはいつも非晶の丘を維持していたが,機械的性質は著しく変化し,”性質は構造に依存する”という概念に反していた。そこで,炭化繊維の機械的性能と,短距離,長距離構造との関係を明らかにするために,構造解析試験と機械的性能試験とを行った。応力-歪曲線から,低温炭化プロセスは500~700°Cと700~900°Cの2段階に分けられた。900°C炭化繊維の引張強さと弾性率は最高であったが,温度上昇に伴う増加速度は異なっていた。引張強さは,(特に600°Cより高い)温度に比例していた。弾性率は500~700°Cまで最初ゆっくり増加し,700°C以降は急激に増加した。短距離構造は機械的性能に効果なかった。引張強さの均一な増加速度は,結晶度と結晶サイズに密接に関係していた。結晶度と結晶サイズの増加に伴い,引張強さは明らかに増加した。配向度の際立った増加は,弾性率の増加と密接に関係したていた。

シソーラス用語： *炭化物 ,  *アクリル繊維 ,  構造 ,  繊維 ,  性能 ,  *非晶質 ,  *構造解析 ,  炭化 ,  応力歪曲線 ,  引張強さ ,  弾性係数 ,  昇温
準シソーラス用語： *機械的性能 ,  *繊維構造

分類 (2件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  繊維物理  (YM02020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭化 ,  繊維 ,  長距離 ,  機械的性能 ,  研究