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J-GLOBAL ID:201502220442635021   整理番号:15A0804936

代替溶媒は分取液体クロマトグラフィーを環境に優しくできる

Alternative solvents can make preparative liquid chromatography greener
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 4073-4081  発行年: 2015年07月06日 
JST資料番号: W2066A  ISSN: 1463-9262  CODEN: GRCHFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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分取逆相高速液体クロマトグラフィー(RP-pHPLC)を環境に優しくするため,代替溶媒に関して,毒性,コスト,安全性,作業性,クロマトグラフの選択性,および溶出力の点でとりわけ検討を行った。毒性の低い溶剤であるエタノール,アセトン,および酢酸エチルをメタノール,アセトニトリル,およびテトラヒドロフラン(THF)に代わる環境に優しい代替可能品として提案した。その実現可能性を試験するために,五つのイチョウテルペントリラクトンをモデル検体として使用した。最良の”伝統的な”溶離液,すなわち,メタノール-THF-水(2:1:7)をベンチマークとして使用した。(1)スナイダー溶媒三角形を用いるシンプレックスデザイン,および(2)HPLCモデリングソフトウェアから成るUHPLCによるジェネリック二段階のクロマトグラフィーの最適化手順を用いた。第一段階では,二つの三成分混合物は,アセトン-酢酸エチル-水(20.25:3.75:76)とエタノール-酢酸エチル-水(9.5:7.5:83))であることを発見した。それらは,すでにベンチマークよりも良い結果を生み出した。第二段階では,その二つの最良三成分アクィソクラティック溶媒の勾配時間,温度,および比率の影響を検討し,最適な10.5分間の勾配と5.76の最小分解能につながった。最終段階では,2.1から22mmの内径のpHPLCカラムのスケールアップは正常に進行した。サンプル0.5gを注入したときに,ベースライン分離は維持された。製品のクロマトグラフィーや絶対的純度は,それぞれ99.5%および95%を超えた。本実例は,pHPLC向けの毒性が低く安価な溶媒の使用が,より高い生産性とより少ない廃棄物と一緒になって手をとり合って進むことができることを明らかにした。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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クロマトグラフィー,電気泳動  ,  非線形光学 
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