文献

J-GLOBAL ID：201502220459675132   整理番号：15A1349180

原子間力顕微鏡とフラクタル幾何学解析によるポリマ-金属酸化物ナノ複合薄膜のマイクロモルフォロジーキャラクタリゼーション

Micromorphological characterization of polymer-oxide nanocomposite thin films by atomic force microscopy and fractal geometry analysis

著者 (3件)： TALU Stefan (Technical Univ. of Cluj-Napoca, Fac. of Mechanical Engineering, Dep. of AET, Discipline of Descriptive Geometry and ...) ,  PATRA Niranjan (Istituto Italiano di Tecnologia, Nanophysics Dep., Scanning Probe Microscopy Lab, via Morego 30, I-16163 Genova, ITA) ,  SALERNO Marco (Istituto Italiano di Tecnologia, Nanophysics Dep., Scanning Probe Microscopy Lab, via Morego 30, I-16163 Genova, ITA)
資料名： Progress in Organic Coatings  (Progress in Organic Coatings)
巻： 89  ページ： 50-56  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： A0541C  ISSN： 0300-9440  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報の目的は,マトリックスとしてポリメタクリル酸メチル,フィラーとして伸長チタニアナノロッドからなる複合材料をスピンコートして得た,ポリマ-金属酸化物薄膜の,3D表面マイクロモルフォロジーを評価することであった。該複合膜の表面を原子間力顕微鏡で調べ,フラクタル幾何学解析でキャラクタリゼーションした。フィラーの含量依存性は,マトリックスに対し0~30wt%添加して調べた。粗さの増大が認められ,典型的なさざ波状の突起が進展して,より大きな縞状に伸びた。高さ分布の解析により,表面の振幅パラメータを定量した。表面粗度のフラクタル解析は,該膜がフラクタルジオメトリを有していることを示した。線形内挿型の三角測量法を用いて,フラクタル次元を測定した。この表面モルフォロジーと,前報での塗膜の物理的性質間にはある関係が認められた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *原子間力顕微鏡 ,  解析 ,  ナノ構造 ,  *複合膜 ,  表面粗さ ,  モルフォロジー ,  微細構造 ,  *ポリメタクリル酸メチル ,  *酸化チタン ,  *ナノロッド ,  依存性 ,  三角測量 ,  応用プログラム ,  スピンコーティング
準シソーラス用語： チタニア ,  ナノ複合膜 ,  *フラクタル解析 ,  含量依存性

分類 (3件)： アクリル樹脂  (YH07110K) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  塗料の性質  (YJ03020Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 原子間力顕微鏡 ,  フラクタル幾何学 ,  解析 ,  ポリマ ,  金属酸化物 ,  ナノ複合 ,  薄膜