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J-GLOBAL ID：201502220462404557   整理番号：15A0998441

炭素繊維積層材料中の損傷に伴うモード減衰の進展に関する実験的研究

An experimental study on the evolution of modal damping with damage in carbon fiber laminates

著者 (5件)： MONTALVAO Diogo (Univ. Hertfordshire, Hatfield, GBR) ,  KARANATSIS Dimitris (Univ. Hertfordshire, Hatfield, GBR) ,  RIBEIRO Antonio MR (Technical Univ. Lisbon, Lisbon, PRT) ,  ARINA Joana (Technical Univ. Lisbon, Lisbon, PRT) ,  BAXTER Richard (Univ. Hertfordshire, Hatfield, GBR)
資料名： Journal of Composite Materials  (Journal of Composite Materials)
巻： 49  号： 19  ページ： 2403-2413  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： B0859A  ISSN： 0021-9983  CODEN： JCOMB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素繊維強化プラスチック中の損傷の増加を散逸エネルギー量として定量化し,これが積層構造の総体的なモード減衰定数と固有振動数に与える影響を解析した。また,固有振動数とモード減衰定数の組み合わせを損傷感受性特性として,損傷の位置決めをする方法を検討した。数値解析は,ANSYSを用いて行った。実験は,準等方的な板と直交異方性板の両方について行った。実験の結果,損傷の増加に従って総体的にモード減衰定数は増加し,固有振動数に表れる全体の剛性は低下した。損傷に伴う減衰の増加は明らかであったが,損傷位置によるモード減衰定数の変化の同定は不確実性を伴っていた。これは繊維破断や剥離などの異なるタイプの損傷が同時に発生することや,実験方法や同定アルゴリズムの不確実性に基づくものと考えられる。

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  積層材料 ,  減衰定数 ,  *損傷 ,  エネルギー ,  固有振動数 ,  位置決め ,  数値解析 ,  剛性 ,  破断 ,  剥離 ,  有限要素法
準シソーラス用語： ANSYS ,  *モード減衰定数 ,  散逸エネルギー ,  繊維破断

分類 (2件)： 構造動力学  (HD02000E) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭素繊維 ,  積層材料 ,  損傷 ,  進展 ,  実験的研究