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J-GLOBAL ID：201502220541815589   整理番号：15A0999027

環境社会配慮 環境社会配慮は世界遺産を救えるか

Protection of World Heritage and Environmental and Social Considerations

著者 (1件)： 米田久美子 (自然環境研究セ)
資料名： 環境アセスメント学会誌
巻： 13  号： 2  ページ： 46-49  発行年： 2015年08月10日 
JST資料番号： L5271A  ISSN： 1348-1819  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 世界遺産条約はOUVを有する遺産の保護のために国際的支援を行なう合意である。かかる世界遺産の保護のために環境社会配慮が果たす役割について考察を試みた。ここでは自然環境保護が要請される地域である自然遺産を対象に可能性と限界について言及した。自然遺産は地域密着性であり,地域住民・利害関係者が開発指向を優先すると自然景観の毀損に至り,世界遺産登録の抹消に至る事例がある。無力ではあるが遺産影響評価・環境社会配慮の敷衍活動がツールとして期待される。

シソーラス用語： *遺跡 ,  自然環境 ,  自然景観 ,  野生生物 ,  生物多様性 ,  *地域開発 ,  住民意識 ,  優先順位 ,  国家政策
準シソーラス用語： *環境配慮 ,  *世界自然遺産

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  自然保護  (SB06000L)

引用文献 (5件)：

• 米田久美子(2014), 世界遺産による自然環境の保全, 環境研究, No.174. 54-64.
• 米田久美子, 畠瀬頼子(2005), 世界自然遺産の最近の動向, 地図中心, No.396. 8-10.
• ICMM (2003), Mining and Protected Areas: Position Statement. http://www.icmm.com/document/43 (2015.06.21), 和訳 : http://www.icmm.com/document/4832 (2015.06.21).
• ICOMOS (2011), Guidance on Heritage Impact Assessments for Cultural World Heritage Properties, http://www.international.icomos.org/world_heritage/HIA_20110201.pdf (2015.06.21).
• IUCN (2013), World Heritage Advice Note: Environmental Assessment, https://cmsdata.iucn.org/downloads/iucn_advice_note_environmental_assessment_18_11_13_iucn_template.pdf (2015.06.21).

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境 ,  社会 ,  配慮 ,  世界遺産