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J-GLOBAL ID:201502220586413074   整理番号:15A1168914

配列選択的重合触媒作用:ABAブロック共重合(エステル-b-カーボネート-b-エステル)への新経路

Sequence Selective Polymerization Catalysis: A New Route to ABA Block Copoly(ester-b-carbonate-b-ester)
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  号: 17  ページ: 6047-6056  発行年: 2015年09月08日 
JST資料番号: B0952A  ISSN: 0024-9297  CODEN: MAMOBX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二亜鉛ビス(トリフルオロ酢酸)錯体(錯体I)がCO2/エポキシドの開環共重合(ROCOP)の高選択均一系触媒であり,ジヒドロキシ末端キャップ化ポリカーボネートの形成に高い選択性を示すこと(既報:Kemberら,2012)に注目し,本研究ではこの末端基への選択的付加能力とその開環重合(ROP)およびROCOPへの応用性を利用して,ABA型のトリブロック共重合体を選択的に合成する経路を検討した。錯体Iを触媒として,ε-カプロラクトン,シクロヘキセンオキシドおよび二酸化炭素の混合物からABAトリブロック共重合(エステル-b-カーボネート-b-エステル)をワンポット合成した。生成した共重合体の特性をサイズ排除クロマトグラフィー,質量分析,NMRおよび示差走査熱量計を用いて調べた。錯体Iの触媒作用はROCOPにおいて高選択的,高活性,高制御的でありポリ(シクロヘキセンカーボネート)ポリオール,すなわちα,ω-ジヒドロキシル末端キャップ化ポリカーボネートを選択的に生成すること,錯体Iはまたエポキシドの存在下でのみε-カプロラクトンのROPに活性であり,α,ω-ジヒドロキシ末端化ポリカプロラクトンを生成すること,二酸化炭素を除去すると重合サイクルはROPに切り替わり,これによりABAトリブロック共重合(エステル-b-カーボネート-b-エステル)が得られることなどが分かった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
共重合  ,  重合触媒,重合開始剤  ,  第11族,第12族元素の錯体 

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