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J-GLOBAL ID:201502220614393660   整理番号:15A0254168

肥満:腸でのFXR活性化は脂肪組織の褐色化を促し肥満やインスリン抵抗性を軽減する

Intestinal FXR agonism promotes adipose tissue browning and reduces obesity and insulin resistance
著者 (23件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 159-165  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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胆汁酸(BA)を感知するFXR(farnesoid X receptor)の全身での発現は,コレステロール代謝,トリグリセリド産生,脂肪肝,胆汁うっ滞を標的とする有望な新規治療法につながった。全身性の治療法とは対照的に,食事の際の胆汁酸放出は腸のFXRを選択的に活性化する。腸に限局的に作用するFXRアゴニストのフェクサラミン(Fex)は,この組織選択的な影響を模倣することで,腸内の繊維芽細胞増殖因子15(FGF15)の発現をロバストに誘導し,それによってBAの組成を変化させるが,肝臓内のFXR標的遺伝子群を活性化することはない。しかし,全身性の受容体活性化とは異なり,Fexは食事による体重増加,全身性の炎症,肝臓でのグルコース産生を低減し,その一方で白色脂肪組織(WAT)の熱産生と褐色化を増進することが分かった。このような顕著な代謝改善が見られることから,組織特異的なFXR活性化は肥満やメタボリックシンドロームの治療における新たな手法となると考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (3件):
分類
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細胞膜の受容体  ,  代謝一般  ,  消化器の基礎医学 

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