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J-GLOBAL ID:201502220664250560   整理番号:15A0977265

アクチュエータ応用のための乾燥空気中のイオン性高分子-金属複合材料の信頼性テスト

Reliability tests of ionic polymer metallic composites in dry air for actuator applications
著者 (3件):
資料名:
巻: 232  ページ: 183-189  発行年: 2015年08月01日 
JST資料番号: B0345C  ISSN: 0924-4247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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電気活性高分子(EAP)は電気刺激に反応して大きな形状変化を示すことができる。EAPは作動用途での低い印加電圧においても大きく変形することができる。IPMC(イオン性高分子-金属複合材料)は良く知られたタイプのイオン性EPAであり,低電気エネルギー消費や軽量性などの多くの魅力的な利点を持つ。IPMCアクチュエータの基礎メカニズムは電圧勾配が加えられた時のイオン拡散である。そのように,イオン性溶液の特徴はIPMCの物理的性質に大きなインパクトを与える。本論文では,非水溶性のイオン溶液をもつIPMCの信頼性テストについて実証した。水酸化リチウム水溶液を伴うプラチナ-IPMCは最良の最大変位を示したが,水の電解電圧が低い(1.23V)ため水酸化リチウム溶液中の水が簡単に電解した。電解の問題を改善して運用時間を改良するためには高い電解電圧及び低い蒸気圧を持つより適切な溶液を選択すべきであった。パリレンコーティングもIPMCを溶液損失から保護することができた。信頼性テストはIPMCの乾燥空気中の耐性にフォーカスした。本論文では,銀-IPMCなどのIPMC製造における改良を検討した。パリレンによる保護と高い電解電圧をもつイオン溶液の使用により,水溶性溶液を持つコーティングなしの銀-IPMCと比べて銀-IPMCの乾燥空気中での寿命を最大15倍長くすることができた。著者らは,本論文において,IPMCの乾燥空気での作動に関する潜在的な問題点についても検討し,電極の亀裂がIPMCの信頼性に大きなインパクトを持つことを発見した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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金属材料試験一般 
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