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J-GLOBAL ID：201502220675348862   整理番号：15A0406955

高温で酸化したTi₃SiC₂/コージェライト複合セラミックスの誘電特性とマイクロ波吸収特性

Dielectric and microwave absorption properties of Ti₃SiC₂/cordierite composite ceramics oxidized at high temperature

著者 (5件)： LIU Yi (State Key Lab. of Solidification Processing, Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an 710072, CHN) ,  LUO Fa (State Key Lab. of Solidification Processing, Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an 710072, CHN) ,  SU Jinbu (State Key Lab. of Solidification Processing, Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an 710072, CHN) ,  ZHOU Wancheng (State Key Lab. of Solidification Processing, Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an 710072, CHN) ,  ZHU Dongmei (State Key Lab. of Solidification Processing, Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an 710072, CHN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 632  ページ： 623-628  発行年： 2015年05月25日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 15重量%のTi₃SiC₂を含むバルクのTi₃SiC₂/コージェライト複合セラミックスの空気中での酸化挙動を調べた。その結果,このセラミックは,800~1000°Cで優れた耐酸化性を示し,酸化速度は基本的には放物線速度則に従った。XRD及びSEM/EDSによって明らかにされた様に,酸化膜は主にルチル型酸化チタンとアモルファスSiO₂から構成されていた。高温で酸化されたセラミックスの誘電及びマイクロ波吸収特性についても調べた。複素誘電率の実部と虚部共に,酸化温度が800から1000°Cに上昇するにつれて減少したが,これは表面近くのTi₃SiC₂充填剤の酸化に起因していた。一定の温度では,複素誘電率は,初期酸化段階で減少したが,酸化時間の増加に対して安定性を保った。セラミックスの複素誘電率は,高温での酸化で減少するが,マイクロ波の吸収性能は依然として良好であった。結果から,Ti₃SiC₂/コージェライトセラミックスは,高温用途のマイクロ波吸収材料として有望である事が示された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チタン化合物 ,  ケイ素化合物 ,  炭素化合物 ,  *コーディエライト磁器 ,  誘電性 ,  複素誘電率 ,  *電磁波吸収 ,  マイクロ波 ,  高温酸化 ,  二酸化ケイ素 ,  非晶質 ,  酸化チタン ,  ルチル型結晶
準シソーラス用語： *マイクロ波吸収 ,  非晶質二酸化ケイ素

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  磁電デバイス  (NC03100X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化 ,  コージェライト ,  セラミックス ,  誘電特性 ,  マイクロ波吸収