抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ミールプリペイドカード(金沢大学生協食堂専用の電子マネー用ICカード)の利用履歴を用いた学生食堂利用者のクラスタリングについての手法を提案した。大学生の食生活の乱れは,生活習慣病の発症や進行につながり,早急に対策が必要な問題である。そこで,大学生の食生活を支援できる枠組みを提案することが,有効な問題解決手段であると考えられる。本研究では,カフェテリアでの料理の組合せをクラスタリングする料理クラスタリングと,各料理クラスタの選択割合が似ている利用者をクラスタリングする顧客クラスタリングをおこなうことで,各顧客クラスタの購買傾向の予測精度を向上させる手法を提案した。クラスタリングにはk-means法を用いた。さらに,各顧客クラスタ特性を把握することで,それぞれの知見を抽出し,学生食堂がおこなうことができる食生活支援の企画例を紹介した。