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J-GLOBAL ID：201502220700850510   整理番号：15A1100069

有機二次電池および太陽電池への応用を志向した可溶性安定有機中性ラジカルの合成

Synthesis of Soluble and Stable Organic Neutral Radicals toward the Development of Secondary Battery and Solar Cell

著者 (4件)： 森田靖 (愛知工大 工) ,  鍵谷大輔 (愛知工大 工) ,  菅原哲 (愛知工大 工) ,  村田剛志 (愛知工大 工)
資料名： 愛知工業大学総合技術研究所研究報告  (Bulletin of Research Institute for Industrial Technology, Aichi Institute of Technology)
号： 17  ページ： 67-70  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： L3722A  ISSN： 1344-9672  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らはこれまで有機中性ラジカルであるトリオキソトリアンギュレン(TOT)を合成して,その高導電性などの電子輸送物性と有機二次電池や太陽電池への応用の可能性を明らかにしている。そのTOTの溶液プロセスによるデバイスを可能にするために,有機溶媒に対する溶解性の向上を検討した。TOTの3つのカルボン酸の直鎖アルキル(n=4,6,12)のエステルを調製した。いずれのTOTのエステルも共に塩化メチレン,テトラヒドロフランや酢酸エチルのような有機溶媒に対して溶解性は向上した。これはアルキル鎖の導入によってTOTの自己凝集を抑制された事によるが,n-ドデシル基までアルキル基が長くなるとアルキル基に自己凝集のために溶解性は低下する傾向が見られた。

シソーラス用語： 二次電池 ,  太陽電池 ,  *可溶性 ,  *ラジカル ,  *化学的性質 ,  導電性 ,  輸送現象 ,  *芳香族縮合化合物 ,  *芳香族ケトン ,  芳香族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  *溶解度 ,  *エステル化 ,  アルキル基 ,  鎖長効果 ,  有機溶媒 ,  密度汎関数法 ,  フロンティア軌道 ,  LUMO ,  環状エーテル ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪酸 ,  *溶解性
準シソーラス用語： DFT計算 ,  SOMO ,  *中性 ,  電子輸送 ,  *有機ラジカル ,  有機二次電池

分類 (3件)： 四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  一成分系の相平衡・状態図  (CB03013K)

物質索引 (3件)： テトラヒドロフラン ,  塩化メチレン ,  酢酸エチル

タイトルに関連する用語 (5件)： 二次電池 ,  太陽電池 ,  応用 ,  可溶性 ,  中性ラジカル