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J-GLOBAL ID:201502220705585377   整理番号:15A1189226

磁気熱量効果と遅い磁気緩和を有するニトロニルニトロキシドに基づく2p-3d-4f鎖

Nitronyl nitroxide based 2p-3d-4f chains with the magnetocaloric effect and slow magnetic relaxation
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号: 42  ページ: 18411-18417  発行年: 2015年11月14日 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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4つの新しいニトロニルニトロキシドラジカルに基づくヘテロ三スピン一次元化合物,すなわち[{Ln(hfac)3}3{Cu(hfac)2}{NIT-Ph(OMe)2}4]n(Ln=Gd(1),Tb(2),Dy(3),Er(4);hfac=ヘキサフルオロアセチルアセトナート;NIT-Ph(OMe)2=2-(2’,4’-ジメトキシフェニル)-4,4,5,5-テトラメチル-イミダゾリル-1-オキシル-3-オキシド)を調製することに成功した。単結晶X線結晶構造解析は,錯体1~4が,Ln(hfac)3とCu(hfac)2単位が,NO基を介してニトロニルニトロキシドラジカルにより架橋される,繰り返し[Cu-Rad-Ln-Rad-Ln-Rad-Ln-Rad]部分を有する,1D鎖状構造を有することを明らかにする。直流磁気研究は,金属と配位したNO基の間の強磁性相互作用が,すべての4つの化合物で活性であることを見出した。Tb誘導体は遅い磁気緩和挙動を意味する,周波数依存性交流磁化率を示す。Gd錯体は,磁気熱量効果を示すGd-ラジカル分子種の最初の例を表す,2Kと7Tの磁場で13.5J/kg/Kのエントロピー変化(-ΔSm)の重要な極低温磁気熱量効果を示す。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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第3族元素の錯体  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  有機化合物の磁性 
物質索引 (2件):
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