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J-GLOBAL ID:201502220717008740   整理番号:15A1088580

水道水と河川水の中の4つのベンゾフェノンの選択的検出のための分子インプリンティング高分子による固相抽出

Solid-phase extraction based on a molecularly imprinted polymer for the selective determination of four benzophenones in tap and river water
著者 (9件):
資料名:
巻: 38  号: 19  ページ: 3412-3420  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: A0139B  ISSN: 1615-9306  CODEN: JSSCCJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,水媒体から4つのベンゾフェノンを選択的に抽出し,定量するための分子インプリンティング高分子粒子の調製について報告した。高分子は,機能性単量体として4-ビニルピリジン,架橋剤としてエチレングリコールジメタクリラート,孔生成溶剤としてアセトニトリル,テンプレートとして2,2’,4,4’-テトラヒドロキシベンゾフェノンを用いて調製した。2,2’,4,4’-テトラヒドロキシベンゾフェノンに対する良好な特異吸着容量(Qmax=27.90μmol/g),2,2’,4,4’-テトラヒドロキシベンゾフェノン,2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン,2,2’-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン,2,2’-ジヒドロキシ-4,4’-ジメトキシベンゾフェノンに対する良好な選択性が,クロマトグラフィー評価実験で示された。分子インプリンティング固相抽出法の抽出効率への影響因子を,系統的に調べた。分子インプリンティング固相抽出-高速液体クロマトグラフィー-ダイオードアレイ検出に基づく正確で高感度の分析法は,検出限界0.25-0.72ng/mLで,水道水と河川水中の4つのベンゾフェノンの同時分析のために上手く開発できた。2つのスパイク濃度(500,5000ng/mL)での水からのベンゾフェノン回収率は,相対標準偏差(n=3)9.2%以下で,それぞれ,86.9-103.3%であった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抽出  ,  水中の汚染物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析 
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