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J-GLOBAL ID:201502220724186963   整理番号:15A1349736

高血圧自然発生ラット由来の大動脈輪における異なる柑橘類及びオリーブ抽出物の内皮依存性血管弛緩作用

Endothelium-dependent vascular relaxing effects of different citrus and olive extracts in aorta rings from spontaneously hypertensive rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 77  号: P3  ページ: 484-490  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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3柑橘類果実抽出物(オレンジ,グレープフルーツ及びレモン),オリーブ葉抽出物及びオリーブ葉及びダイダイ果実から得た柑橘類-オリーブ混練(Citrolive)抽出物をHPLCにより特性化し,これらの内皮依存性血管弛緩能力に対して研究した。高血圧自然発生ラット(SHR)の大動脈輪を組織バスにおいて標本にした。これらをメトキサミンにより予備収縮し,抽出物に曝露した。無傷,内皮剥離,L-NAME-,インドメタシン-及びシルチノール処理標本を使用した。全ての抽出物は内皮依存性弛緩を示し,それはL-NAMEにより全て無効にされ,シルチノールにより部分的に阻止された。また,インドメタシンは高用量のレモン及びオリーブ抽出物の弛緩作用を低下したが,異なる抽出物の低用量により起きる動脈弛緩及び高用量のCitrolive抽出物により起きるそれらは,インドメタシンにより増強された。この研究により,SHRの大動脈輪において植物抽出物により弛緩作用を示す機能性化合物の優れた供給源としての地中海植物を確認した。さらに,結果から,研究した抽出物の内皮依存性血管弛緩作用を示した。内皮一酸化窒素放出は全ての抽出物の作用に関与するように思われ,プロスタサイクリンはおそらくレモン及びオリーブ抽出物の作用に関与した。それにもかかわらず,強い血管収縮剤エンドペルオキシド類はSHRの内皮組織において重要であるように思われ,内皮依存性血管弛緩はオレンジ,グレープフルーツ,レモン,オリーブ及び特にCitrolive抽出物によりこれらの動物において発生した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の化学・栄養価  ,  果実とその加工品  ,  循環系の基礎医学 
物質索引 (11件):
物質索引
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