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J-GLOBAL ID:201502220738902050   整理番号:15A0837717

集中管理下でのワタの収量安定性との関連での栽植密度による乾物蓄積量と分配の操作

Manipulation of dry matter accumulation and partitioning with plant density in relation to yield stability of cotton under intensive management
著者 (8件):
資料名:
巻: 180  ページ: 207-215  発行年: 2015年08月15日 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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所定の栽植密度範囲での粗放的な圃場管理下でのワタ(Gossypium hirsutum L.)収量をボールの個数と重量の操作で安定化できるが,集中管理下でも類似の収量安定性が得られることおよび種々の栽植密度下での乾物蓄積と分配で収量安定性を達成する方法については殆ど何も分かっていない。ワタの収量関連での乾物蓄積と分配に及ぼす栽植密度(1.5,3.3,5.1,6.9,8.7および10.5植物・m-2)の影響検討のための圃場実験を実施した。1.5植物・m-2での実綿とリント収量が他の栽植密度よりも収量が著しく低かったが,3.3~10.5植物・m-2の栽植密度範囲では実綿またはリント収量は殆ど差異が無かった。播種後135日後(DAS)の結実形状乾物量の対植物バイオマス比(DWFF/PB)は,5.1植物・m-2より1.5植物・m-2では12.3%,6.9植物・m-2では12.7%,8.7植物・m-2では20.5%および10.5植物・m-2では21.8%超えていた。また1.5植物・m-2での収穫指数は5.1,6.9,8.7および10.5植物・m-2の値をそれぞれ16.2,16.2,34.3,38.7%超えていた。極端に低い植栽密度(1.5植物・m-2)では実綿収量は全バイオマスと正に相関したが,高栽植密度(5.1~10.5実綿収量)ではDWFF/PBとの相関の方が良かった。1.5植物・m-2では最終収穫のボール重量は最初2回の収穫の値よりも6.0~6.3%低かった。正味光合成(Pn)と葉面積指数(LAI)の低下によるシーズン後半での葉の老化が1.5植物・m-2ではその他の植栽密度よりも早く発生した。そして,ワタ収量は集約的な圃場管理下でも広範囲の植栽密度で比較的安定であると結論した。その安定性は主に乾物蓄積と分配操作を通して達成された。最後の収穫でのボール重量の低下の主原因は,1.5植物・m-2で起こる早期の葉の老化であり,それが低栽植密度での土地単位面積当たりの低ワタ生産性を説明する可能性がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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繊維料作物  ,  植物に対する影響  ,  植物栄養  ,  植物の生化学 

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