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J-GLOBAL ID:201502220755741604   整理番号:15A1203087

リパーゼ活性に対する脂質の吸着と配向の相関をデコンボルーションするためのQCM-DおよびToF-SIMS探査

QCM-D and ToF-SIMS Investigation to Deconvolute the Relationship between Lipid Adsorption and Orientation on Lipase Activity
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号: 37  ページ: 10198-10207  発行年: 2015年09月22日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脂肪消化における油滴界面におけるリパーゼ(脂質のエステル結合を開裂して脂肪酸およびモノグリセリドを形成する界面酵素)の作用の解析に関係して,親水性および疎水性表面の多孔性シリカ粒子にトリグリセリド脂質であるトリブチリン(TB)を堆積し,リパーゼA(Candida antarcticaおよびブタ脾臓由来)との相互作用を,減衰機構付水晶微小天秤(QCM-D)および飛行時間二次イオン質量分析(ToF-SIMS)で調べた。シリカ粒子への脂質の吸着は疎水性表面の方が親水性より2倍多かった。しかしながら,脂質被覆が単分子層以下の場合は,水中の脂質液滴に比べて,リパーゼ活性は親水性では4倍となり,疎水性の場合は16倍抑制された。脂質が多層膜の場合は親水性と疎水性の差異は無く,リパーゼは通常のエマルションの場合と同程度の消化機構で作動した。薬剤および栄養剤の脂質系デリバリーにおける多孔性シリカ粒子の吸着および配向に関しての知見が得られた。
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分類 (4件):
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代謝一般  ,  生化学的分析法  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  質量スペクトル(分子) 
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