抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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台風と高波の将来変化について,IPCC第5次評価報告書(AR5)およびこれ以降のいくつかの成果について紹介した。AR5の数値モデルによる将来予測結果では,全球での熱帯低気圧の発生頻度は減少もしくは変化なしという可能性が高いと評価されている。また,熱帯低気圧の風速や降水は全球平均的には強まる可能性が高いと評価されている。日本の気象研究所の大気全球気候モデルによる将来予測結果では,日本周辺での将来的な強い台風の増加が示唆されているが,定量的な気圧変化の予測は今後の課題となっている。高潮と高波の将来変化についても,AR5と気象研究所の結果を紹介した。