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J-GLOBAL ID：201502220795727850   整理番号：15A0858896

未分化神経芽細胞腫細胞は,分化した細胞よりも光生成酸化ストレスに対してより敏感である

Undifferentiated Neuroblastoma Cells Are More Sensitive to Photogenerated Oxidative Stress Than Differentiated Cells

著者 (5件)： LEE Chu-I (Dep. of Medical Lab. Sci. and Biotechnology, Fooyin Univ., Kaohsiung, Taiwan) ,  PERNG Jing-Huei (Dep. of Chemistry, National Kaohsiung Normal Univ., Kaohsiung, Taiwan) ,  CHEN Huang-Yo ,  HONG Yi-Ren (Fac. of Medicine, Dep. of Biochemistry, Kaohsiung Medical Univ., Kaohsiung, Taiwan) ,  WANG Jyh-Jye (Dep. of Nutrition and Health Sci., Fooyin Univ., Kaohsiung, Taiwan)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 116  号： 9  ページ： 2074-2085  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経芽細胞腫は最も積極的な癌の一つであり,複雑な分化の形状をしている。高度な細胞の分化が光線力学治療(PDT)に対する神経芽細胞腫の感受性を変化させ,選択的生存優位性を付与することができるという仮説を立てた。未分化SH-SY5Y細胞によるヘマトポルフィリンの取り込みが,分化したカウンターパートより低く,前者はPDTにより誘導される酸化ストレス殺害の影響を受けやすいことを実証した。未分化細胞における光生成活性酸素種(ROS)は,効率的にG2 / M期における細胞周期停止,ミトコンドリアのアポトーシス経路の活性化,およびAkt/ GSK-3βおよびERKの持続的なリン酸化を刺激した。 PDTに対してより抵抗性を有する分化した細胞は,ROSに依存しないERKの持続的活性化を示した。PDTに曝露されたSH-SY5Y細胞は,ROS依存しないp38およびJNKの活性化を示した。これらの結果は,光力学療法を受けている神経芽細胞腫患者に重要な意味を有している可能性がある。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *神経芽腫 ,  *酸化ストレス ,  *光化学療法 ,  培養細胞 ,  *細胞分化 ,  細胞生理 ,  取込 ,  活性酸素 ,  細胞周期 ,  アポトーシス ,  細胞情報伝達 ,  ERK【酵素】 ,  タンパク質 ,  JNK MAPキナーゼ ,  腫瘍細胞 ,  生体試料染色 ,  膜電位 ,  カスパーゼ ,  ウェスタンブロット法 ,  フローサイトメトリー ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  ジオール ,  ジカルボン酸 ,  第二アルコール
準シソーラス用語： *光線力学療法 ,  SH-SY5Y細胞 ,  細胞取込 ,  Akt/GSK-3β ,  p38蛋白質 ,  ATCC細胞 ,  CRL-2266細胞 ,  ミトコンドリア膜電位 ,  カスパーゼ3

分類 (2件)： 神経系の腫よう  (GN04000V) ,  腫ようのその他の治療法  (GE03036S)

物質索引 (1件)： ヘマトポルフィリン

タイトルに関連する用語 (5件)： 分化 ,  神経芽細胞腫細胞 ,  細胞 ,  光生成 ,  酸化ストレス