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J-GLOBAL ID：201502220799905353   整理番号：15A0889513

極低炭素鋼薄板のディファレンシャル硬化の測定と解析

Measurement and Analysis of the Differential Hardening of Ultralow Carbon Steel Sheets

著者 (3件)： SEKIGUCHI Chiharu (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  SAITO Masazumi (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN) ,  KUWABARA Toshihiko (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 651/653 Pt.1  ページ： 552-557  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 初期降伏から破断に至る歪範囲で種々のr値をもつ軟鋼板の加工硬化挙動を正確に測定するために,多軸チューブ膨張試験(MTET)を行なった。試験装置は管状試験片に軸力と内部圧力を負荷して,任意の線形応力パスを加えることができるものを作製した。管状試験片は板を曲げ加工し,レーザ溶接したものを用いた。歪測定は非接触式三次元光学測定装置を用いた。管状を試験片は板の圧延方向と管の円周方向を変化させて,ロール曲げとレーザ溶接により内径44.6mmの管を作製した。このような試験によって塑性仕事の輪郭を形成する応力点あるいは塑性歪速度と荷重方向の関係を求めた。同時に測定値をYld2000-2d降伏関数を用いた理論計算値と比較した。その結果,測定塑性仕事の形状は塑性歪速度によって変化し,同等に試験材はレファレンス塑性歪の増加と共にディファレンシャル硬化(DH)することが分かった。仕事輪郭の形状の変化を比較することによってDH挙動に及ぼすr値の影響を考察した。

シソーラス用語： *極低炭素鋼 ,  鋼板 ,  r値【塑性歪】 ,  *加工硬化 ,  歪速度 ,  *塑性変形 ,  荷重
準シソーラス用語： 多軸荷重

分類 (1件)： 熱的操作によらぬ硬化  (WC04080O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 極低炭素鋼 ,  薄板 ,  ディファレンシャル ,  硬化 ,  解析