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J-GLOBAL ID：201502220824518211   整理番号：15A1230819

自動車破砕残渣(ASR)の管理:概観

Automotive shredder residue (ASR) management: An overview

著者 (2件)： COSSU R. (DII Dep. of Industrial Engineering, Univ. of Padua, via Venezia 1, 35131 Padova, ITA) ,  LAI T. (DII Dep. of Industrial Engineering, Univ. of Padua, via Venezia 1, 35131 Padova, ITA)
資料名： Waste Management (Kidlington)  (Waste Management (Kidlington))
巻： 45  ページ： 143-151  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： B0898C  ISSN： 0956-053X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 統計データによれば,約650万トンのELVが2011年のヨーロッパで発生している。ELVは主要な3つのフェーズ,すなわち汚染除去,解体,破砕からなる処理計画に従って処理される。鉄成分は全破砕物の約70~75%を占めるのに対し,非鉄金属は約5%である。残りの20~25%は自動車破砕残渣(ASR)と呼ばれる。大部分のASRはその不均一で複雑な素材であるため,埋立される。2015年1月1日を施行開始日として,欧州指令2000/53/ECはELV全重量の最少で95%の再利用と回収を制定した。この目標へ到達するために,ASRから材料とエネルギーの回収を改善する目的で,各種の破砕後技術が開発されてきた。ELVの各種の管理オプションの環境影響を評価するために,自動車の持続可能な設計とELV破砕後の残渣の処理の潜在的な意味を考慮して,ライフサイクルアセスメント(LCA)法が適用されてきた。得られた所見はヨーロッパの目標を達成するために,リサイクルとエネルギー回収の組合せが必要であることを明らかにし,埋立は最も好ましくない選択肢であると考えられた。本研究の目的は埋立地で処分される残渣の量を最小化する観点から,ELV管理とASR処理の最近の発展の一般的な概観を提供する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 破砕 ,  *リサイクル ,  エネルギー回収 ,  環境影響 ,  ライフサイクルアセスメント ,  自動車 ,  廃棄物 ,  資源回収 ,  法規制 ,  資源再生 ,  欧州連合 ,  *使用済自動車
準シソーラス用語： *廃車 ,  EU【欧州】

分類 (4件)： 研究開発  (SA01040R) ,  廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 自動車 ,  破砕 ,  残渣 ,  ASR