文献

J-GLOBAL ID：201502220838220070   整理番号：15A0981433

リョクトウ(Vigna radiate)におけるオゾンガスの反応速度論

Reaction Kinetics of Ozone Gas in Green Gram (Vigna radiate)

著者 (2件)： PANDISELVAM Ravi (Tamil Nadu Agricultural Univ., Coimbatore, IND) ,  THIRUPATHI Venkatachalam (Tamil Nadu Agricultural Univ., Coimbatore, IND)
資料名： Ozone: Science & Engineering  (Ozone: Science & Engineering)
巻： 37  号： 4  ページ： 309-315  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： C0746A  ISSN： 0191-9512  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インドは世界最大の豆類の生産国であり,これは蛋白質と炭水化物の供給源である。CO-8はその収穫量の多さから,最も人気のあるリョクトウの種類である。しかし豆類の不適切な保管はペストの蔓延の原因になる。インドにおいて合成燻蒸剤は倉庫に保管した商品の保護で重要な役割を演じが,その環境あるいはヒトへの影響では疑問が残る。そこで本研究では,実験室規模で保管されているリョクトウに対するオゾンの有効性と燻蒸特性につて検討した。実験では直径24 cm,高さ40 cmの燻蒸用の容器を使用し,リョクトウの初期の含水率(10.6%と13.4%),オゾンの流量(2 L/minと4 L/min)をパラメータとしてオゾン濃度の経時変化を測定するとともに,オゾン濃度が飽和に達した後のオゾン濃度の減衰特性を測定し,実験結果を速度論的に解析した。なお燻蒸容器の異なる2つの高さで解析を実施した。実験とその解析の結果,以下の結論を得た。リョクトウの粒におけるオゾンの半減期については,最も高い値は5 cmの高さで得られ,その値は8.72分(含水率10.6%)と6.85分(含水率13.4%)であった。またオゾンの半減期は含水率の増加で減少した。オゾンガス分解は1次の速度論モデルへ良好にフィットした。

シソーラス用語： *リョクトウ ,  *オゾン処理 ,  燻蒸 ,  豆類 ,  保存 ,  含水量 ,  速度論 ,  半減期 ,  オゾン分解
準シソーラス用語： 含水率

分類 (3件)： 工場衛生・衛生工学一般  (FJ02021H) ,  食品倉庫,荷造,運搬  (FJ02040M) ,  反応工学,反応速度論  (XE01020M)

タイトルに関連する用語 (4件)： リョクトウ ,  Vigna ,  オゾンガス ,  反応速度論