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J-GLOBAL ID：201502220841129946   整理番号：15A0854159

導電性構造接着剤

Structural Electrically Conductive Adhesives

著者 (3件)： METTE Christoph (Technische Univ. Braunschweig, Braunschweig, DEU) ,  STAMMEN Elisabeth (Technische Univ. Braunschweig, Braunschweig, DEU) ,  DILGER Klaus (Technische Univ. Braunschweig, Braunschweig, DEU)
資料名： 日本接着学会誌  (Journal of the Adhesion Society of Japan)
巻： 51  号： S1  ページ： 274-278  発行年： 2015年06月30日 
JST資料番号： G0749A  ISSN： 0916-4812  CODEN： NSEGE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エポキシ接着剤マトリックスに導電性グラフェン粒子を添加し,構造継手内に粒子経路電気接続を形成した。接着剤中のフィラー粒子含量を増すと同時に,継手の機械的性質が低下した。グラフェン変性構造接着剤の導電性は,継手の形成法に特別な影響を及ぼした。接着剤の流れにより,接着剤中の粒子は水平方向に整列した。この方法で,帯電防止伝導率(<10⁶Ωcm)の臨界フィラー含量は10wt%で,継手の強度は初期強度の62%であった。フィラー含量をできるだけ減らし,構造の機械的強度を保持するために,継手の設計と接合法を工夫した。その結果,帯電防止伝導率の臨界フィラー含量は2wt%減少し,8wt%となった。同時に,継手の剪断強度は89%保持され(15.46MPa),構造継手の要求性能を維持した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *構造接着剤 ,  接着剤 ,  *グラフェン ,  電気伝導 ,  接着強さ ,  *帯電防止 ,  臨界パラメータ ,  依存性 ,  *接着継手 ,  電気保護 ,  閾値 ,  ナノ複合材料 ,  電気抵抗率
準シソーラス用語： *エポキシ接着剤 ,  パーコレーション閾値 ,  含量依存性 ,  静電放電保護 ,  体積抵抗率 ,  *導電性接着剤 ,  剪断接着強さ

分類 (3件)： 各種接着剤  (YK03000X) ,  エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  その他の添加剤,配合薬品,副資材  (YH05070B)

引用文献 (12件)：

• Y. Li and C. P. Wong, Mater. Sci. Eng., R 51, 1 (2006).
• D. Stauffer and A. Aharony, “Introduction to percolation theory, 2^nd edition“, Taylor & Francis, London and Bristol, (1994).
• G. R. Ruschau, S. Yoshikawa and R. E. Newnham, J. Appl. Phys., 72, 953 (1992).
• R. Schueler, J. Petermann, K. Schulte, et al., Macromol. Symp., 104, 261 (1996).
• H.-H. Lee, K.-S. Chou, Z.-W. Shih, Int. J. Adhes. Adhes., 25, 437 (2005).

タイトルに関連する用語 (2件)： 導電性 ,  構造接着剤