文献
J-GLOBAL ID:201502220845156816   整理番号:15A1230622

種々の置換比のメタノールとガソリンとの混合物を燃料とするガソリン直接注入(GDI)動力乗用車の毒性低減と燃料経済性に関する評価

Evaluation on toxic reduction and fuel economy of a gasoline direct injection- (GDI-) powered passenger car fueled with methanol-gasoline blends with various substitution ratios
著者 (8件):
資料名:
巻: 157  ページ: 134-143  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
メタノールは,エンジン排出と燃料コストとを低減する優れた能力を示すが,排気されるNOxと一酸化炭素排出の想定される増加により,健康リスクが高まり,その応用が進んでいない。本稿では,新欧州ドライビングサイクル(NEDC)を走行する1.8L GDI動力乗用車からの規制,未規制の微粒子排出について調査した。従来のガソリンを,15%,25%,40%のメタノールを置換した3つのガソリンサンプル(M15,M25,M40)と合わせて使用した。排出されたホルムアルデヒドとベンゼンに関連する健康リスクを評価するために,人間の曝露レベルを規定した。結果から,ガソリンと比較して,燃焼ガソホールは,排出COとHC放出を,著しく低減することが示された。NOx排出の明らかな減少は,M15,M25燃料において顕著であったが,M40の場合,NOx排出は,ガソリンと類似していた。ホルムアルデヒドが約50%発見され,混合物中のメタノールの増加と共に,一酸化炭素は,急激に増加したが,VOCは,逆の傾向を示した。健康リスク評価から,著しい暴露条件下であっても,排気に含まれるホルムアルデヒドやベンゼンのレベルは,急性,又は,慢性の症状をもたらすほどではなかった。ガソリンとガソホールエンジン排気により誘起される癌に関連するリスクは,同じ規模で明らかとされた。燃焼ガソホールは,30%を超えるPM除去が可能となったが,核状粒子の数の増加によって,微粒子数も増加した。最終的に,燃焼ガソールは,ガソリンよりも約0.8~4.1%少ない排気CO2放出をもたらし,燃料コストを5.7~15%まで節約した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
火花点火機関 

前のページに戻る