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J-GLOBAL ID:201502220861276350   整理番号:15A0904476

新しい通信技術による保護リレーシステムの設計合理化

著者 (40件):
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巻: 71  号:ページ: 1(1)-1(4),1-211  発行年: 2015年07月06日 
JST資料番号: F0891A  ISSN: 0285-5208  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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通信技術は送電線保護リレーや事故波及防止リレーなどに適用されており,保護リレーシステムにとって必要不可欠な要素技術の一つである。ディジタル形電流差動リレーでは,サンプリングタイミングの同時性と伝送品質が保護機能に及ぼす影響が大きい為,保護リレー向け伝送路設計や保護リレーと通信装置間インタフェースの仕様を規定している。昨今の通信技術の進展から,このような仕様に適合した汎用通信技術により高速大容量の通信回線を低コストで実現でき,保護リレーシステムへの応用が期待される。一方,保護リレー設置の電気所構内では,従来の多数の制御ケーブルに代わってIPネットワークやプロセスバスと云ったディジタル伝送の実現による設備形成の簡略化が可能となり,保護リレーシステム全体の設計合理化が期待される。このような最近の状況を踏まえ,保護リレーシステムの現状と,合理的設備形成を目的とした装置仕様及び今後の展望を取り纏めた。
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