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J-GLOBAL ID:201502220868711809   整理番号:15A0795465

イチジク(Ficus carica L.)果実の不明瞭な成熟特性: 潜在的な成熟調節因子とエチレン関連遺伝子の遺伝子発現研究

The ambiguous ripening nature of the fig (Ficus carica L.) fruit: a gene-expression study of potential ripening regulators and ethylene-related genes
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巻: 66  号: 11  ページ: 3309-3324  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クリマクテリック型と非クリマクテリック型果実のこれまでの定義が疑問視されてきており,その顕著な例がクリマクテリック型のイチジク果実である。本研究では,イチジクを供試して,エチレン生成および成熟調節因子やエチレン合成の遺伝子発現について調査した。その結果,成熟調節因子FcMADS8の転写は,樹上成熟中に増加し,1-メチルシクロプロペン(1-MCP)処理後に阻害されることがわかった。エチレン合成遺伝子の発現パターンは,処理した果実におけるエチレン生成の自動的阻害反応と関連していると考えられた。FcMADS8の抑制でFcERF1が上方調節され,1-MCP処理でFcEIL3が下方調節された。これは,1-MCPを処理された果実の高い貯蔵性と一致していた。こうした結果から,エチレン合成の調節因子は,エチレンシグナル伝達の構成要素の可能性があり,イチジクにおけるエチレン生成の非クリマクテリック型自動的阻害に関与することが明らかとなった。
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分類 (3件):
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植物ホルモン  ,  遺伝子発現  ,  果樹 

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