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J-GLOBAL ID:201502220875710532   整理番号:15A0903318

ミトコンドリア制御領域および核イントロン配列からの中国におけるアメリカザリガニ(Procambarus clarkii)の侵入史の推論

Inferring Invasion History of Red Swamp Crayfish (Procambarus clarkii) in China from Mitochondrial Control Region and Nuclear Intron Sequences
著者 (10件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 14623-14639 (WEB ONLY)  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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侵略的な種の分散経路の特定は,その分布を防ぎ制御するように適切な戦略を採用するのに有用である。しかしながら,これらのプロセスは,非常に複雑である。このため,分析の新規技術を適用し,代表サンプルを採集する必要がある。本研究は,広範囲なサンプルデータおよび歴史的記録を検討する従来の遺伝ツールと組み合わせて,近似ベイズ計算(ABC)を用い,中国におけるアメリカザリガニ(Procambarus clarkiiの侵入史を推論した。37の場所(中国35箇所,日本およびアメリカでそれぞれ1箇所)の試料の核ゲノム中のミトコンドリア制御領域およびproPOxイントロンの配列を解析した。シナリオ試験と歴史的記録の組合せの結果は,先に考えられていたものよりも中国における複雑な侵入史を明らかにした。P.clarkiiは,日本から,サンプリングしていない場所から中国にはじめに導入された可能性が高く,その後,種は,その範囲を主に中範囲および低範囲に,少ない程度で,中国のチャンジァン川の上流域へと広がった。チャンジァン川の上流域から中範囲および低い範囲までの移動は観察されなかった。ヒトを媒介とするジャンプ分布は,P.clarkiiの重要な分散経路であった。結果は,中国におけるP.clarkiiの急速な侵入に関与する発展シナリオについての十分な理解を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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遺伝学研究法  ,  個体群生態学 

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