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J-GLOBAL ID:201502220895987653   整理番号:15A0362271

ギ酸二量体の結合エネルギーに関する基底関数系重畳誤差および完全基底関数系限界外挿に関する妥当性

On the validity of the basis set superposition error and complete basis set limit extrapolations for the binding energy of the formic acid dimer
著者 (2件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 094311-094311-9  発行年: 2015年03月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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繰返し一重,二重および摂動的に結びつけた三重代替[CCSD(T)]水準の理論での結合クラスタにおける基底関数系のサイズによるギ酸二量体の結合エネルギーの変動を報告し,完全基底関数系(CBS)限界を見積もり,以前,Kalescky, Kraka,およびCremer (KKC)によって挑戦されたこの量に関する補正-基底関数系重畳誤差[J.Chem.Phys. 140, 084315 (2014)]の妥当性を検討した。その結果から,二量体中の2つの強い水素結合の形成による単量体の大きな構造変化を説明する項を含むBSSE補正は,基底関数系のサイズの増加とともに,期待された結合エネルギーの減少を示すので,このシステムの結合エネルギーに関する正確な見積もりを得るのに実際に妥当であることを示唆した。著者らの今回の結果とKKCの結果との不一致は,すべての電子(すなわち,CとOの1sを含む)の相関と連動した原子価基底関数系を使用したことに起因する。さらに,すべての電子と結び付けたコア-原子価基底関数系の使用は,BSSE補正が原子価電子/原子価基底関数系の場合より半分以下であり,CBS限界により高速に収束することを示した。無補正およびBSSE補正結合エネルギーは,同じ(0.1 kcal/mol以内)CBS限界をもたらすことを見出した。CCSD(T)/CBSの最善の見積もりを,De = - 16.1 ± 0.1 kcal/molおよびD0 = - 14.3 ± 0.1 kcal/molと得ることができ,後者は実験値の-14.22 ± 0.12 kcal/molとの優れた一致がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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波動方程式の解法,散乱理論  ,  分子化合物 
物質索引 (1件):
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