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J-GLOBAL ID：201502220906082799   整理番号：15A1079074

単層グラフェンは,ナトリウムイオン電池のための有望なアノードであるか?

Is single layer graphene a promising anode for sodium-ion batteries?

著者 (4件)： RAMOS Alberto (Instituto Nacional del Carbon, CSIC, 33011 Oviedo, ESP) ,  CAMEAN Ignacio (Instituto Nacional del Carbon, CSIC, 33011 Oviedo, ESP) ,  CUESTA Nuria (Instituto Nacional del Carbon, CSIC, 33011 Oviedo, ESP) ,  GARCIA Ana B. (Instituto Nacional del Carbon, CSIC, 33011 Oviedo, ESP)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 178  ページ： 392-397  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Na⁺イオンの可逆吸着を成功裏に達成するために十分な炭素材料を発見する試みで,単層グラフェンは,実験的にナトリウムイオン電池のアノードとして,この研究で初めて検討された。この目的のために,化学気相成長法により,銅箔上に成長させた単層グラフェンにより,0~2.8V ver.Na/Na⁺の電位範囲で拡張定電流サイクリング及びサイクリックボルタンメトリーを実施した。使用される電流密度と電解質製剤には関係ないが,表面積当たりの可逆的に吸着/脱離したNa⁺イオンの量(特定の可逆セル容量)は,参照の裸の銅電極を用いて得られたものと非常に小さくて同等であった。その結果,このようにして,単層グラフェン電極の可逆容量は,銅基板の電気化学的応答に主に拠ることを示唆した。これらの実験結果は明らかに,その表面が重要な欠陥密度が含まれていない限り,単層グラフェンの表面にNa⁺イオンの吸着がエネルギー的に不利であることを示す最近の理論計算と一致する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *グラフェン ,  電極材料 ,  アノード ,  *二次電池 ,  *ナトリウム化合物 ,  結晶成長 ,  銅箔 ,  化学吸着 ,  炭素材 ,  化学蒸着 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  電流密度 ,  電解質 ,  表面積 ,  脱着 ,  欠陥密度 ,  銅 ,  電気化学的分極
準シソーラス用語： アノード材料 ,  *ナトリウムイオン電池 ,  *単層グラフェン ,  炭素材料 ,  化学気相成長法 ,  脱離 ,  銅電極

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 単層グラフェン ,  ナトリウムイオン電池 ,  アノード