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J-GLOBAL ID：201502220954185311   整理番号：15A1244728

熱処理可能な鋼の熱伝導率に及ぼす合金元素,熱処理,および温度の影響

Influence of Alloying Elements, Heat Treatment, and Temperature on the Thermal Conductivity of Heat Treatable Steels

著者 (4件)： WILZER Jens (Doerrenberg Edelstahl GmbH, Qualitaetszentrale, 51766, Engelskirchen, Germany. [e-mail]) ,  KUEPFERLE Jakob (Ruhr-Universitaet Bochum, Lehrstuhl Werkstofftechnik, 44801, Bochum, DEU) ,  WEBER Sebastian (Bergische Universitaet Wuppertal, Lehrstuhl fuer Neue Fertigungstechnologien und Werkstoffe, 42651, Solingen, DEU) ,  THEISEN Werner (Ruhr-Universitaet Bochum, Lehrstuhl Werkstofftechnik, 44801, Bochum, DEU)
資料名： Steel Research International  (Steel Research International)
巻： 86  号： 11  ページ： 1234-1241  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： A0446A  ISSN： 1611-3683  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱処理可能なマルテンサイト鋼の熱伝導率は多くの産業用途に重要な役割を演ずる。熱間スタンプ加工において,鍛造用工具の熱伝導率は製品品質だけでなく生産性を決定する。このため,本開発の目的は,いくつかの産業用の工具鋼の熱伝導率を改善することである。従って,熱伝導率は如何に合金元素,熱処理,および温度によって影響を受けるかを知ることは非常に有益である。本研究は,焼入れのままおよび焼戻し条件の非合金化熱処理可能な鋼C45と高合金耐食鋼X42Cr13の熱伝導率を扱う。さらに,熱伝導率に及ぼす転位の影響を,焼なましおよび冷間圧延条件の商用純鉄(Armco鉄)を用いて分析している。結果が,温度は熱伝導率の電子およびフォノン的寄与の両方に影響することを明らかにしている。更に,高いクロム量により,鋼X42Cr13の熱伝導率は温度と共に増加し,これは電子的な寄与に関連付けられる。これらの結果は,工具の熱伝導率が性質だけでなくプロセスパラメータである時に,工具鋼の開発と改善に有用である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 鉄鋼 ,  純鉄 ,  *合金鋼 ,  *熱伝導率 ,  電気伝導 ,  輸送現象 ,  転位【結晶】 ,  合金元素 ,  加熱温度 ,  熱処理
準シソーラス用語： フォノン輸送 ,  電子伝導

分類 (1件)： その他の物理的・機械的性質  (WB02040F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱処理 ,  鋼 ,  熱伝導率 ,  合金元素