抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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セクタースキャンとリニアスキャンを組み合わせた新しいスキャン方法であるコンパウンドスキャンは,従来のスキャン方法に比べ数多くの利点を有し,今後,溶接部検査への適用拡大が期待される手法であると述べ,本稿ではコンパウンドスキャン方法に関する説明と利点などを解説した。コンパウンドスキャンは,これまで全体を一度に検査することができなかったケースでも,一度で検査可能なスキャン方法であり,まずその構造を概説した。このコンパウンドスキャンは,当社のスキャンプラン設計ソフトウェア「NDTセットアップビルダー」を使用することで設定を作成することが可能で,材料音速や屈折角度範囲などの条件を入力することで,自動的に各屈折角度に最適なグループを計算し設定ファイルを作成できると説明した。また,作成された設定ファイルを当社のフェーズドアレイ探傷器「OmniScan」シリーズや「FOCUS」シリーズなどの装置で読み込むことで,コンパウンドスキャンを使用した検査を容易に行うことができると説明した。