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J-GLOBAL ID:201502221003871262   整理番号:15A1322954

熱イオン化質量分析を利用した核サンプルでのジルコニウム同位体組成/濃度決定

Determination of zirconium isotope composition and concentration for nuclear sample analysis using Thermal Ionization Mass Spectrometry
著者 (3件):
資料名:
巻: 392  ページ: 34-40  発行年: 2015年12月03日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しい熱イオン化質量分析(TIMS)解析手順を開発し,核サンプルのジルコニウム同位体豊度/濃度を,モリブデン濃縮も無く高精度で測定した。溶液中の全ての可能な同重体(Mo,Y,Nb,Ru)干渉を除くため,TIMS測定前に,UTEVAカラムを使うジルコニウム選択分離を利用した。次に,フィラメント中の微量モリブデンを減らすため,分離溶液を事前に4hr脱気したフィラメント上へ堆積させた。次に,フィラメントをTIMS源へ導入し,フィラメントとサンプル中に存在する微量モリブデンを除くため,電流5A(イオン化フィラメント)と1.2A(気化フィラメント)下,4hr保持した。この方法は,ジルコニウム同位体豊度決定を,モリブデン干渉補正式を使わずに可能にした。分離後に天然溶液で得られた分析結果は標準値と良く一致した。90Zr,91Zr,92Zr,94Zr同位体豊度でバイアス0.16%,わずかな同位体(96Zr)でバイアス約0.8%が認められた。このジルコニウム豊度決定法を,核サンプルで利用した。次に,SPEX標準ジルコニウム溶液を用い,逆同位体希釈により,91Zrスパイク溶液のキャリブレーションを行った。次に,SPEX標準ジルコニウム溶液と91Zrスパイク溶液を用い,同位体希釈により,ジルコニウム濃度決定を3つの核サンプルで行った。最終的不確実性は1%未満と推定された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
同位体分離  ,  クロマトグラフィー,電気泳動  ,  質量分析 

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