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J-GLOBAL ID:201502221006737532   整理番号:15A1398917

反対の利き手を有するキラルナノチューブのキラルオリゴペプチドの吸着による分離:分子動力学シミュレーション

Separation of chiral nanotubes with an opposite handedness by chiral oligopeptide adsorption: A molecular dynamics study
著者 (2件):
資料名:
巻: 1425  ページ: 221-230  発行年: 2015年12月18日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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キラル分子が吸着するとき,異なる安定性を有して非共有結合を形成するキラルナノチューブのエナンチオマーの分離は,様々な分野と応用で潜在的に興味深いプロセスである。本研究で筆者らは,天然状態でらせん構造を持つ16種のアミノ酸によって形成されるオリゴペプチドの内外表面の両方に反対の利き手を有するキラル(10,20)と(20,10)の単層カーボンナノチューブ,及び比較のための同様の直径を有するアームチェア型ナノチューブ(20,10)への吸着と変性の全原子論分子動力学シミュレーションを利用する理論研究を報告する。最終の吸着状態で,オリゴペプチドは,表面との接触を16種のアミノ酸によって最大にする細長い幾何学構造を仮定するその天然のヘリックス立体配座をすべての場合で喪失する。筆者らは,2つのキラルナノチューブと選択されたオリゴペプチドによって形成される複合体が,ナノチューブの凸状の外面で吸着が起きるときと凹状の内面で吸着が起きるときの両方で,大きく異なる安定性を持つことを見い出す。このようにして,筆者らの分子シミュレーションは,キラルナノチューブのエナンチオマーの分離が,十分な長さのオリゴペプチドを利用して実際に実行されることを示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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各種物理的手法  ,  蛋白質・ペプチド一般 
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