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J-GLOBAL ID:201502221009463719   整理番号:15A1230571

落葉樹林上の大気アンモニアの背景濃度とフラックス

Background concentrations and fluxes of atmospheric ammonia over a deciduous forest
著者 (6件):
資料名:
巻: 214-215  ページ: 380-392  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: C0901A  ISSN: 0168-1923  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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陸上生態系上の天然アンモニア(NH3)フラックスは,大部分の測定個所が近くの人間由来NH3源の影響を受けるために定量が困難である。更に,NH3の実質交換の測定は,フラックスの双方向性とNH3の高い反応性のため,挑戦課題である。本研究で筆者等は,米国中西部中央の人里離れた森林地で,2013年の晩夏から秋に簡易渦集積システムを用いて測定した2か月間の半時間NH3フラックスと濃度を報告した。追加硝酸(HNO3)フラックスとサイズ分解エアロゾル-N測定を用いて,上方NH3フラックスの相分配と診断可能原因を決定した。この地域の以前のNH3研究と組合せた2013年のデータは,季節背景NH3濃度が,春:0.92±0.95,夏:0.30±0.39,秋:0.20±0.26と冬:0.26±0.1μgNH3-Nm-3を示した。ハイブリッド単一粒子ラグランジアン統合軌道(Hybrid Single Particle Lagrangian Integrated Trajectory,HYSPLIT)モデルからの気団後方流跡線は,測定NH3濃度にどんな方向性偏りも示さず,NH3の強い地域発生源がないことを確認した。NH3フラックスは,上方(放出)で,0.11μgNH3-Nm-2s-1までの大きさを有していた。森林表面の湿潤さ(降雨後の時間を代りに用いて評価)は,大気NH3の沈着と放出の両方の制御が重要であることが分かった。サイズ分解エアロゾル濃度(NH4+,NO3-,Cl-とSO42-)は,アンモニア/アンモニウムのエアロゾルと気相濃度が同じ大きさであるが,エアロゾル相が主に支配していることを示した。硝酸フラックス測定は,見掛け上方フラックスの期間を示したが,これらは上方NH3フラックスと優先的には関係せず,これらは一般的因果関係ではないことを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有害ガス調査測定  ,  森林保育 
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