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J-GLOBAL ID:201502221045258722   整理番号:15A1165257

超臨界二酸化炭素技術を用いたリポソームの調製:リン脂質とステロールの影響

Preparation of liposomes using supercritical carbon dioxide technology: Effects of phospholipids and sterols
著者 (4件):
資料名:
巻: 77  号: P1  ページ: 63-72  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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超臨界二酸化炭素(SC-CO2)プロセスを用いてリポソームを調製した。初めにリン脂質懸濁液を300barでCO2と平衡化し,その後一定の圧力と速度で減圧した。粒度,均一性,ζ電位および形態に対するリン脂質濃度,リン脂質の種類,ステロール濃度およびステロールの種類の影響を調べた。50°Cでのダイズレシチン濃度の増加(5~30mM)により,最小粒度のリポソーム(146.1±0.8nm)が多分散性指数(PdI),0.398±0.008および30mMで得られた。リン脂質濃度の増加はより均一性の高い小サイズ小胞の生成に有利であった。純リン脂質における脂肪酸のより長い鎖長は球状のより大きな粒度に起因し,一方不飽和脂肪アシル鎖を持ったリン脂質は非対称性の増加に起因した。β-シトステロール濃度の増加(10%~50%)により粒度およびPdIはそれぞれ245.5±7.14nmおよび0.514±0.018に増加した。6-ケトコレスタノールは最小直径およびPdIのリポソームを示し,供試全ステロール間で最も球形であった。ダイズレシチンは全リン脂質間での最高の絶対ζ電位(-58.3±2.17mV)により,最高のベシクルシステム安定性を示した。SC-CO2法は慣行の薄層水和法よりリポソームの優越性を呈した。この方法は,有機溶媒の使用を排除しながらリポソーム処方におけるステロールの使用を低減できる方法である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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食品製造・加工・保蔵法一般 
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