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J-GLOBAL ID:201502221046696588   整理番号:15A1348878

K-Rasは非標準的Wntシグナル伝達の抑制により腫瘍形成を生起する

K-Ras Promotes Tumorigenicity through Suppression of Non-canonical Wnt Signaling
著者 (7件):
資料名:
巻: 163  号:ページ: 1237-1251  発行年: 2015年11月19日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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K-RasとH-Rasは同一のエフェクターを共有し,同様の特徴を有するが,しかしK-RasおよびH-Rasに関連した腫瘍型特異性の高い程度は,これらが独自の役割を有することを提示する。本稿で著者らは,H-Rasではなく発癌性K-Rasがその腫瘍形成特性に対し強く関与する影響である非標準的Wnt/Ca2+シグナル伝達を抑制することを報告する。K-Rasはカルモジュリンへ結合することによりこの抑制を行い,そしてCaMKii活性とFzd8発現を顕著に低下させる。K-Ras変異膵臓細胞でのFzd8の回復が悪性度を抑制した一方で,H-RasV12形質転換細胞におけるFzd8の欠失は,腫瘍発生能を増強する。遺伝学的方法を用いること,または経口活性蛋白質キナーゼC(PKC)活性化因子であるプロストラチン処置によりK-Ras-カルモジュリン結合を阻害することは,K-Ras変異膵臓癌細胞での腫瘍形成を抑制する。これらの発見は,この「薬剤化不可能」な蛋白質を選択的に標的化するための代替法を提供する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般  ,  動物に対する影響 
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