抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヘアスタイルを得るための熱処理による毛髪の損傷について解説すると共に,その修復法も述べた。毛髪のDSC結果から,150°C吸熱ピーク(水分揮発),230°C(蛋白質構造変化),240°C(蛋白質分解)が得られ,通常アイロンは230°Cなので,分解までは至らないが,かなりの損傷を受ける。実際,230°C処理により,引張強さはかなり低下した。更に,1000回ブラッシング後の切断毛数を調べたところ,熱処理と加湿処理繰り返し(通常の美容院後の日常生活復元)時はその数がかなり増大した。コンディショナーを使用したところ,その数は激減した。すなわち,熱で毛髪は損傷するが,潤滑性を付与すれば,修復できることが分かった。