抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
デジタルカメラによるマルチスペクトル画像撮影システムが開発されてから約20年。撮像デバイスおよびデジタル画像処理技術の発達に伴い,被写体の正確な色再現や,色(スペクトル)情報を用いた画像解析などにおいて様々な研究が進められ,目覚しい成果が報告されている。しかし,マルチスペクトルカメラは一部で商品化されているものの,高価な導入コストの問題等により,普及するには至っていない。一方で現在,高性能なデジタルカメラが比較的安価で市場に流通しているが,画像センサの高画素化に関する技術開発が熟成期を迎え,新たなる付加価値が求められている。このような状況下において,双方の要求を満たす一つの方向性として,市販のデジタルカメラを用いたマルチバンド画像撮影システムを開発したので紹介する。(著者抄録)