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J-GLOBAL ID：201502221064865273   整理番号：15A0922281

雑草と作物の生育に及ぼす有機質栄養素施用の影響

Effects of Organic Nutrient Amendments on Weed and Crop Growth

著者 (4件)： LITTLE Neith G. (Cornell Univ., NY) ,  MOHLER Charles L. (Cornell Univ., NY) ,  KETTERINGS Quirine M. (Cornell Univ., NY) ,  DITOMMASO Antonio (Cornell Univ., NY)
資料名： Weed Science  (Weed Science)
巻： 63  号： 3  ページ： 710-722  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： E0014C  ISSN： 0043-1745  CODEN： WEESA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2010年と2011年に,雑草と有機栽培作物の生育に及ぼす鶏糞堆肥(CPM)とそれぞれ単一栄養有機の窒素(N),リン(P)とカリウム(K)施用の影響を圃場試験で調べた。試験した作物種は,トウモロコシ,レタス,ケールであり,雑草種はAmaranthus powellii,Chenopodium album,アキノエノコログサ,イチビである。全雑草のバイオマスはCPM施用で増加した。CPM施用に対する反応性は,Powell amaranthが最も高く,バイオマスは2010年と2011年にそれぞれ1775%と159%増加した。トウモロコシバイオマスは2010年に22%増加したが,2011年には増加しなかった。レタスバイオマスは増加したが,雑草防除が必須であった。Powell amaranth,Chenopodium albumとアキノエノコログサの成長増加は,CPM中のPあるいはその他の成分によると考えられ,イチビの成長増加はNによると考えられた。試験結果から,鶏糞堆肥などの有機質肥料の施用に当たっては,雑草の生育を増長させることから,含まれる栄養成分を考慮すべきと考えられた。

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *レタス ,  *アブラナ属 ,  葉菜 ,  エノコログサ属 ,  イチビ ,  *雑草 ,  ヒユ属 ,  アカザ属 ,  バイオマス ,  *堆肥 ,  有機質肥料 ,  血粉 ,  *有機物施用 ,  植物栄養素 ,  窒素 ,  リン ,  カリウム ,  植物成長
準シソーラス用語： Amaranthus powellii ,  Chenopodium album ,  アキノエノコログサ ,  ケール ,  *鶏糞堆肥 ,  骨炭

分類 (3件)： 雑草による植物被害  (FC04062J) ,  作物栽培一般  (FC03010R) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 雑草 ,  作物 ,  生育 ,  有機質 ,  栄養素