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J-GLOBAL ID：201502221082411824   整理番号：15A1322915

アクリルモノマーの光重合により形成される3Dナノ複合体のインクジェット印刷

Inkjet printing of 3D nano-composites formed by photopolymerization of an acrylate monomer

著者 (3件)： CHECK Casey (Univ. of Oregon, Materials Sci. Inst., Dep. of Chemistry and Biochemistry, Eugene OR 97405, USA) ,  CHARTOFF Richard (Univ. of Oregon, Materials Sci. Inst., Dep. of Chemistry and Biochemistry, Eugene OR 97405, USA) ,  CHANG Sean (Univ. of Oregon, Materials Sci. Inst., Dep. of Chemistry and Biochemistry, Eugene OR 97405, USA)
資料名： Reactive & Functional Polymers  (Reactive & Functional Polymers)
巻： 97  ページ： 116-122  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： H0954A  ISSN： 1381-5148  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文で,ZrO₂ナノ粒子の配合濃度を変えたジエチレングリコールジアクリレートモノマー(DEGDA)から,光学的品質の3Dナノ複合体のインクジェット印刷について考察した。複合体の一つの用途は勾配屈折率(GRIN)レンズである。工程は基板の上にナノ粒子を配合したモノマーインクを印刷し,それからUV光を用いてモノマー層ごとに光重合した。この研究の結果によりナノ粒子の存在が反応動力学に良い影響を与えることを確認した。反応速度及び化学反応率はナノ粒子によりかなり増強される。もしインクが塗布された層の反応率が60から80%に制限されたならば,20μm厚さ層間の継ぎ目のない接合面を完成させるかもしれない。動的機械分析(DMA)データはガラス転移温度(Tg)及びTg以下の両方における粘弾性特性はナノ粒子により影響されることを示した。ナノ粒子を導入してTg緩和が低温へシフトしTg以下緩和が現れた場合,その強度は粒子濃度と共に増大する。これらの結果はポリーマー-粒子界面において低架橋密度ゴム層が関わる分子束縛モデルと整合する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化ジルコニウム ,  *ナノ粒子 ,  三次元 ,  *ナノ複合材料 ,  *インクジェット印刷 ,  *光重合 ,  *ポリアクリル酸エステル ,  紫外線照射 ,  反応速度論 ,  反応速度 ,  転化率 ,  動的機械分析 ,  ガラス転移点 ,  架橋【高分子】 ,  アクリルゴム ,  架橋度 ,  *高分子薄膜 ,  モルフォロジー
準シソーラス用語： 反応動力学

分類 (2件)： 単独重合  (CG04020S) ,  高分子固体の物性一般  (CG02021V)

物質索引 (1件)： イルガキュア184

タイトルに関連する用語 (5件)： アクリルモノマー ,  光重合 ,  3D ,  ナノ複合体 ,  インクジェット印刷