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J-GLOBAL ID：201502221087297639   整理番号：15A1383108

遺伝子組換え酵母のコンビナトリアル経路の再組立てを通しての非クラスタ化インドールジテルペン生合成経路の発見

Discovery of Unclustered Fungal Indole Diterpene Biosynthetic Pathways through Combinatorial Pathway Reassembly in Engineered Yeast

著者 (11件)： TANG Man-Cheng (Univ. California, California, USA) ,  LIN Hsiao-Ching (Univ. California, California, USA) ,  LI Dehai (Univ. California, California, USA) ,  LI Dehai (Ocean Univ. China, Shandong, CHN) ,  ZOU Yi (Univ. California, California, USA) ,  LI Jian (Stanford Univ., California, USA) ,  XU Wei (Univ. California, California, USA) ,  CACHO Ralph A. (Univ. California, California, USA) ,  HILLENMEYER Maureen E. (Stanford Univ., California, USA) ,  GARG Neil K. (Univ. California, California, USA) ,  TANG Yi (Univ. California, California, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 43  ページ： 13724-13727  発行年： 2015年11月04日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真菌インドールジテルペン(IDT)類の生合成過程での,IDT類サブグループの一つであり生合成経路が分かっていないアフラビニンの環の形成に関与するIDTシクラーゼ(IDTC)を同定するために,真菌天然産物の産生でよく利用されている酵母Saccharomyces cerevisiae異種発現宿主中にIDT生合成経路をコンビナトリアル的に再構築した。Protein BLASTを用いる系統学的解析に基づく酵素マイニング法を用いて,種々の真菌ホストで同定されているIDTC相同体からIDT類生合成に関与する酵素群を選出し,使用した。その結果,アフラビンと,アフラビンと同様に生合成経路が分かっていないアノミニンの環形成に関与する遺伝学的スタンドアローンIDTC類を同定した。生成物をHPLCと質量分析により分析した結果,再構築IDT生合成経路から今までに同定されていない新規IDT類が産生されることが分かった。これらの結果に基づいて新IDTC類の環化機構を提案した。本研究で使用した異種経路組立て法は非クラスタ化生合成経路の再組立てでのツールとして有用である。

シソーラス用語： *生物 ,  *酵母 ,  生合成 ,  *ジテルペン ,  *C-Cリアーゼ ,  *代謝経路 ,  環化反応 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  遺伝子発現 ,  生物学 ,  真菌類
準シソーラス用語： アノミニン ,  アフラビニン ,  コンビナトリアル生合成 ,  *ジテルペンシクラーゼ ,  異種発現 ,  *遺伝子組換え生物 ,  環化 ,  系統学 ,  真菌 ,  *生合成経路

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  ジテルペン,セスタテルペン  (CF10023R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 遺伝子組換え ,  酵母 ,  経路 ,  再組立て ,  クラスタ化 ,  インドールジテルペン ,  生合成経路 ,  発見